園長便り2023-13

 「薄暮時間帯にご用心」 

園長:中村貫太郎

先日、研修を終えて薄暗くなる時間帯に徒歩で帰宅していると、正面からスマートフォンの画面を見ながら歩道を自転車で走行してくる人がいました。画面を注視しているためフラフラと走行して、こちらには気がついていないようでした。その場所は歩道が狭い区間だったこともあり、すれ違う際に危うくぶつかられそうになりました。

また別の日の夕暮れ時に車を運転していると、横の細い路地から自転車が飛び出してきて、左右を確認することも無くノンストップで目の前を横切って行きヒヤッとしました。他にも交差点を左折する際に、車道を無灯火で逆走してきた自転車が突っ込んで来て衝突しそうになるなど、10月に入ってから急に危険な場面に会うことが増えたような気がします。

北海道警察の調べによれば、10月から12月は薄暮時間帯(日没の前後1時間)での事故発生が、1年の中で最も増加する期間だそうです。車と自転車の事故の6割は出会い頭の事故で、その内5割が自転車側にも法令違反があったという結果になっています。今年は道内での人身交通事故の件数は7067件と昨年より366件も増えており、死者数も102人と昨年の同時期よりも9人増えている状況です。

これからはますます日没時間が早くなりますので、預かり保育のお迎えの時などは用心していただければと思います。皆様の安全が守られるよう祈っております。

 

※自転車の交通ルールについて、北海道警察の公式YouTubeチャンネルで再確認しましょう。

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