園長だより2016-11

 「声かけ変換表」

園長:平田泰三

先日は、教会の行事で函館・大沼方面へ出かけました。洞爺湖畔でくつろぎながら、北海道には素敵な場所がたくさんあるなぁ、転勤して来て、よかった!! と思いました。行楽、味覚の秋、すばらしい自然を創造されたとされる神様に感謝です。10/8-10秋の特別文化講演会ご都合よろしければぜひお出かけください。

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さて、先日ある小児科クリニックに掲げてあったと、インターネットに紹介されていた、「声かけ変換表」をご紹介します。自分自身できていないな、と頭をかきましたが、わたくしども、時に、ついついあわただしさの中で、優しい言葉をかけられない状況があるかと思います。できる時、できない時はあります。できない時があっても大丈夫、でも、共にトライ、チャレンジし続けてみたいと思います。「やわらかい応答は憤(いきどお)りを静める・・・」(旧約聖書 箴言15章1節)よくない行動、危険な事を制止、しつける必要は絶対ありますが、一つその時の気持ちを受け止めるステップが大切とのことです。

 

声かけ変換表

①いいかげんにしなさい→あと何分で終われそう

②ちょっと待ってよ→あと○分だけ待ってね(具体的な数字を伝える)

③うるさい→声をこれくらいにしてくれる?(実例をあげる)

④走っちゃダメ→歩こうね(やっていいことを伝える)

⑤危ない→止まってね(具体的に伝える)

⑥早く支度しなさい→5分で終われば後10分遊べるよ

⑦早くお風呂から出なさい→夕飯は唐揚げだよ(興味のある情報)

⑧あー、もう、だから言ったでしょう?→どうすればよかったんだっけ?

⑨何度言ったらわかるの→どうしたらよいと思う?(具体案を引き出す)

⑩(失敗した時)あーあーもう→雑巾で拭けば大丈夫。

⑪もう早く帰るよ→あと10秒待ってるよ

⑫やめなさい→やめられたね。ありがとう

⑬痛くない、痛くない→痛かったね(共感する)

⑭そんなこと言っちゃダメ→そうか!いやなんだね!(感情を否定しない)

⑮もう知らない→どうすればわかるか教えて

⑯人の迷惑になるからやめなさい→先生がモシモシしている音が聞こえなくなっちゃうから病院ではゲームの音を消そうね(通常の具体的な理由)

⑰何やってんのバカ→大物だね!一緒に片付けよう!