園長便り 2022-01

「光の子」

 

 

園長:中村かんたろう

 

ご進級、ご入園おめでとうございます。

お子さまの健やかな成長を心よりお祝い申し上げます。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

昨年度は記録的な大雪に見舞われ、園庭の雪山も例年の2倍以上の大きさになりました。新学期までに雪山がとけるか心配だったので、スコップで雪を崩し除雪機で削る作業をしましたが、終わりが見えない大量の雪に心が折れそうでした。

 

 

 

 

 

しかし、晴天が続き気温が上がり始めると、日に日に雪山が小さくなっていきました。汗だくになり、燃料と時間をかけても先が見えなかった作業が、太陽の光を待っているだけで終了しました。太陽の光は私たちの世界を包み込んでいる、大きな力だということを改めて実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、三育教育の中心にある聖書には、光はイエス・キリストであると示されています。私たちは夜に道路を歩くとき、街灯という光があるので道を見失わずに歩くことができます。人生という道を歩むとき、イエス・キリストはその道を照らす光となってくださいます。

太陽の光が私たちの世界を包み込んでいるように、イエス・キリストは私たちの人生を包み込んでいる光です。子どもたちの人生はまだ始まったばかりで、分からないことの方が多く、暗闇の中を歩いている状態といえます。

三育幼稚園で学ぶ子どもたちがイエス・キリストの光を受けて、光の子として歩むことを願っています。

 

聖書の言葉

あなたの御言葉は、わたしの道の光
わたしの歩みを照らす灯。
詩篇119篇105節(聖書)