園長便り2021-10

安全第一

園長:中村貫太郎

朝夕と涼しい日が続くようになり、だいぶ秋らしい気候となってきました。先日は街路樹のプラタナスも作業員による剪定がおこなわれていました。

園庭ではその様子を見守る子どもや、トンボを捕まえることに夢中になっている子どもの姿がありました。この光景を見ると秋が近づいてきたことを感じます。

 

さて、9月は「防災の日」を中心に8月30日~9月5日までが防災週間となっています。園においても、9月1日には地震に備えて「シェイクアウト訓練」を行いました。22日には火災を想定した「避難訓練」を行う予定です。

また、9月4日には札幌市でも洪水警報が出されたように、近年では豪雨による災害への対策も求められています。幸いなことに本園は土砂崩れなどの心配をする必要はありませんが、洪水への対応が必要となっています。

札幌市の洪水ハザードマップでは園舎の浸水想定は0.5m未満です。別館の玄関付近と園庭のフェンス周りが0.5m以上3m未満となっていますので、もし洪水が発生した場合は本館2階への垂直避難が基本となります。災害時用の水と食料もそれぞれ2食分備蓄しています。

 

この他にも防災とは少し違いますが、9月21日~30日は「秋の全国交通安全運動」が実施されます。日没が早くなり夕暮れ時の事故が増える時期です。運転手は早めのライト点灯を心がけ、歩行者は明るめの服装や反射材を付けるなどしましょう。

夜間に無灯火で走行する自転車を多く見かけますが、車の運転手からは発見しづらく大変危険な走行です。自転車も夕暮れ時から必ずライトを点灯するようにしましょう(自転車でも無灯火で走行していると、5万円以下の罰金を科せられることがあります)。

 

今はどうしても、新型コロナウイルスの感染状況に目がいきやすくなりがちですが、今月は防災や交通安全にも目を向けて、それぞれのご家庭においても、改めて確認をしてみてください。