園長便り2019-15

神様からもらった大切ないのち

園長:平田泰三

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発表会へのご参加ありがとうございました。皆様からいただいた拍手に園児はとても喜んでおりました。雪模様の天気でしたが、無事に発表会ができたことを感謝いたします。道具係、園児係を担当してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

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全体合唱では、手話を交えて「神様からもらった大切ないのち」を歌っている園児たちの姿を見て、微笑ましい気持ちになりました。歌詞にある通り、どうかそのいのちを大切にしていってほしいと思います。

日本にはお宮参りという習慣があります。イエス様も生まれて8日目に、ユダヤの慣習に従って、両親が神殿に詣でたと聖書に記されています。(※1)古今東西、子どもは「授かりもの」という考え方があります。天の神様、創造主が人に与えられた最大のプレゼントは「いのち」です。

森羅万象、全てのものがいのちを与えられています。全てのものにいのちをあたえられた創造主がおられるという立場です。

いのちの素晴らしさや神秘を知る時、人はいのちに対して「畏敬の念」を持ちます。「畏敬の念」をもって互いを尊重しあうことが大切です。三育教育の根本にあるのは「お互いを尊敬しあうこと」です。それはいのちを創造主からもらっているからです。まことに残念ながら今、その「畏敬の念」互いを大切にする力が弱くなっているように思います。しかし、そのような弱さを抱えた人間を見捨てることなく、赦しを与えてくださる創造主がおられます。そのことを覚えるのが「クリスマス」です。

もうじき街角はクリスマス一色になるでしょう。ミュンヘン・クリスマス市in Sapporoで姉妹校の札幌三育小学校の児童たちがクリスマスの音楽を奏でます。お時間のある方は大通り2丁目の会場に足をお運びください。

ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo

・オープニングセレモニー・点灯式

11月22日(金)17:30~18:00

・コーラス・トーンチャイムステージ

12月7日(土)14:30~15:00

 

※1:ルカによる福音書2章21、22節