園長便り2019-05

 ゴマフアザラシ かわいい・・・

園長:平田泰三

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先日は、親子遠足へのご参加有難うございました。保護者の皆様と一緒の子どもたちの顔はうれしさで輝いていましたね。また、オプションで円山登山をしたグループ、途中はきつかったですが、頂上に着いて、美しい景色を見た時の達成感はすばらしいものでした。

 

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動物園にはたくさんの珍しい動物がいました。それぞれ個性があって、おもしろい顔をしているなと思いました。わたくしは「ホッキョクグマ館」で多くの時間を過ごしたのですが、そこでは「ゴマフアザラシ」が遊泳している姿を見ることができました。ゴマフアザラシの体型はずんぐりしていて、決してかっこいいとはいえません。でも、ユーモアにみちた顔は何時間でも眺めることができます。一人のお客さんが立っていたのですが、水槽ごしでしたが、その人に何度もすり寄って、回転したり、上に行ったり、下にいったりしていました。その姿に癒されました。

さて、聖書の神様は「創造主」英語では「Creator(クリエーター)」と表現します。「初めに神は天と地を創造された」「神はそれぞれの地の獣、それぞれの家畜、それぞれの土を這(は)うものを造られた」(創世記1章1節、25節)とあります。人間の「友」として「動物」を造られ、人と動物は、今のように互いに殺し合ったりせず、「弱肉強食」の関係ではなく「仲良く共存していた」というのが聖書の立場です。(創世記1章29節)ゴマフアザラシを見ていると「人の仲間」「人と共に楽しむために」という創造主なる神様のご意思を感じることができます。

「いのち」あるものは「創造主」の「知恵」によって造られたとされます。(箴言9章10節)それは「創造主の作品」と表現されています。創造主の作品に触れるとき「創造力」が豊かに育まれます。飛行機も「空を飛ぶ鳥」がモデルです。

「創造性」が発揮されるために子どもたちはたくさん「いのちあるもの(=自然界)」に触れてもらいたいと思います。