園長便り2018-17

問題を解決する力と創造力

園長:平田泰三

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寒中お見舞い申し上げます。

皆様、よい新年を迎えられたと思います。

皆様の新しい年、ご家庭が祝福に満たされますようにお祈りしています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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さて、みなさまは新しい年、どのような目標を立てられたでしょうか。三育幼稚園で学ぶ子どもたちには、ぜひ問題を解決する力と創造力を身につけてもらいたいと願っています。

その基礎作りを幼稚園の時期に体得してもらえたらと思いますが、それを実現させてくださるのは天の神様です。

聖書に次のような言葉があります。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」(新約聖書Ⅰコリント10章13節)

「はじめに神は天と地を創造された」(旧約聖書 創世記1章1節)と約束されています。これを信じることが出来るとき、「問題を解決する力」「創造する力」が与えられるものだとわたくしは思っています。「試練」は苦労という言葉に置き換えられるかもしれませんが、苦労することに必ず

「意味」「目的」があるというのです。「意味」「目的」が見えない苦労は「苦難」と表現できるでしょうか。同じ出来事を「試練(訓練)」と考えるか「意味のみえない苦難」と考えるかでは捉え方が全く違ってきます。苦労を「試練」(意味や目的のあるもの)とできること、これが「創造力」ではないでしょうか。子どもたちはこれから、いろいろな苦労を重ねていくことでしょう。しかし、それを避けるのではなく、意味あるものと考えて(創造して)受け止めて、自分を成長させてもらいたいと願っています。計り知れない知恵をもって、天(宇宙)と地(地球)を創造された方がそのように約束してくださっている、味方になってくださると信じた時、生きる知恵と力、創造力が沸き起こってきます。