園長便り2018-08

神様の愛は塩、生ける水

 園長:平田泰三

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2学期が始まりました。どのような夏休みを過ごされたでしょうか。今学期も保護者の皆様と共にお子さまの健やかな成長、安全を見守ってまいりたいと思います。運動会、遠足、発表会等2学期はたくさんの行事があります。それぞれの行事を楽しむことができればと思います。

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さて、今年の夏は各地で災害レベルの「暑さ」が報道されていました。みなさまも「熱中症」にならないように気を遣われたことでしょう。

体のいのちを守るために「塩分」「水分」の補給が大切です。聖書の神様の愛が「塩」「水」にたとえられています。

「あなたがたは地の塩です。」

(マタイ福音書5章13節)

「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかがわかるでしょう。」

(コロサイ人への手紙4章6節)

「わたし(イエス)を信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生ける水が川となって流れ出るようになる」

(ヨハネ福音書7章38節)

現在の日本にとってはピンとこない言葉かもしれませんが、2000年前のユダヤ地方では「塩」も「水」もたいへん貴重なものでした。

それぞれの箇所にある「塩」や「水」を「愛」という言葉に置き換えて読んでいただければと思います。「塩」も「水」も本来とても貴重で、生命維持に欠かすことのできないものです。それと同様に「神様の愛」も人のこころに欠かすことのできない必要なものであること、人のこころを「生かす」ために必要なものであることが記されています。