園長便り2017-09

最大の備えは『愛するこころ』の習得

園長:平田泰三

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8月29日早朝は、Jアラート(全国瞬時警報システム)のメッセージに緊迫した思いで過ごされた方も多かったのではないかと思います。このような記事をお伝えしないといけない社会状況を悲しく、心苦しく思いますが、現実、今回のような事態に備えておく必要がある時代です。

園では毎年、災害(火災・地震等)避難訓練は実施が義務付けられており、園での活動中に万が一のことがあった場合、教職員がお子様の安全を最大限確保いたします。今回のような事態(ミサイル飛来等)に備えることは、実際難しい面がありますが、有事の際の情報伝達は、保護者の皆様にはご登録いただいております「まちこみメール」に情報を流しますので、内容をしっかりご確認の上、落ち着いて行動してください。また、ぜひご家庭内でも、緊急災害時に備えた申し合わせ等を確認されるようにお勧めいたします。

さて、聖書という書物には大切なみなさまが不要な苦しみ、恐れを抱かないために、このような事態にも落ち着いて対応できるように、多くのお勧め(新約聖書マタイ福音書24章他)がされています。

最大の備えは「愛するこころの習得」とまとめられています。たとえ、いろいろな出来事が起こったとしても、真実な「愛」はそれを必ず乗り越えさせる力になるというのです。

どうか今、この時期、みなさまのご家族をますます大切になさってください。隣人(同僚や共に働く方々)を大切になさってください。その実現のために、愛の神様はみなさまのことを本当に大切な存在として思って共にいてくださることを知っていただきたいと願います。

みなさまの日常、ご家族、ご家庭、お仕事、職場が守られますことを心よりお祈りしています。