園長便り2018-13

 ヒルマン監督

園長:平田泰三

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今回は、かつて日本ハムファイターズを日本一に導いたトレイ・ヒルマン監督の言葉をご紹介したいと思います。ヒルマン監督は2003年より5年間、ファイターズの監督を勤め、2006年には26年ぶりのリーグ制覇、同時に44年ぶりの日本一、日本ハムファイターズとしては初の日本一という快挙を成し遂げた時の監督でした。ヒルマン監督は敬虔なクリスチャンです。当時、あるキリスト教出版社のインタビューに次のように答えています。

「わたしは、北海道日本ハムファイターズの監督ですが、選手ひとりひとりが最善のプレーをし、共に試合に勝っていくためには、選手各個人を良く知っておかなければなりません。各ポジションにおいて各選手がどの程度プレーできるかも知っておかなければなりませんし、ひとりひとりの長所と短所を理解しておかなければならないのです。これと同じように全知全能の神様もわたしたちひとりひとりを知り尽くしておられます。わたしたちひとりひとりが神様とのつながりを持つように定められ、わたしたちのことを完全に理解しておられます。そして驚くべきことに、神様はわたしたちの弱みを知り尽くしているにもかかわらず、わたしたちを愛しておられるのです。わたしたちに対する大きな愛のおかげで、神様は御自分をわたしたちにあらわすために2000年以上前に御子イエス様を送られました。イエス様が死んでくださったこの犠牲により、わたしたちは永遠の命という贈り物をいただけるのです。この贈り物をいただくにはイエス様を信じるだけです。わたしは完璧な人間では決してありません。数多くの間違いをしてきました。けれども神様はその憐れみと恵みによってわたしたちを赦して下さり、わたしと家族を豊かに祝福してくださいました。わたしを英雄と思わないでください。ただの人間にすぎないわたしを真似るのではなく、イエス様に従い、イエス様を真似ましょう。あなたの魂を救い、神様の御国と永遠の命への道を教えることができるのはイエス様だけなのです。」(パワー・フォー・リビング 2007 p.10)

ヒルマン監督の働きのかげには聖書の神様という「こころの監督」がついていたのですね。