園長便り2018-03

「子どもが育つ魔法のことば」より

園長 平田泰三

*********************

ゴールデンウィークも過ぎ、園では英語やリトミックが始まりました。毎日のお弁当づくり、スイミングのお手伝い等、ありがとうございます。

*********************

今日は子育てにがんばっておられる保護者の皆様に一冊の本を紹介します。ドロシー・ロー・ノルト著「子どもが育つ魔法の言葉」(PHP)です。有名な本なのでご存知の方も多いと思いますが、その本の中に、「子は親の鏡」という詩が記されています。わたくし自身、すべてが上手くできるわけではありませんが、失敗しながらも、子ども達と関わる時の目標としています。下記にご紹介いたします。

『けなされて育つと子どもは、人をけなすようになる。

とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる。

不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる。

かわいそうな子だと思って育てると、子どもはみじめな気持ちになる。

子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんの子になる。

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる。

叱りつけてばかりいると、子どもは自分は悪い子なんだと思ってしまう。

励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。

広い心で接すれば、キレる子にはならない。

褒めてあげれば、子どもは明るい子に育つ。

愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。

認めてあげれば、子どもは自分が好きになる。

見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる。

分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ。

親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る。

子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ。

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ。

守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ。

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる』

教育を「共育」と表現する場合があります。これからもお子さんのために、保護者のみなさま、教職員が共によりよいものを目指して歩むことができたらと思います。