園長便り2017-07

 「あなたが母のおなかにいる時から」

~ 園長の子育て日記 part 6~

園長:平田泰三

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先日の夏祭り、皆様のご協力、ご参加ありがとうございました。また、すぐに夏休みですね。安全で楽しい夏休みとなりますようにお祈りしています。

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自分の子育て25年を振り返っています。その間とても支えら、子育てが随分楽になった言葉をご紹介しています。今回は聖書・詩篇139編16節、イザヤ書46章3-4節です。そこには「母親のお腹にいる時からあなたを見守ってきた」「白髪となる(年老いる日)までかならず責任をもって助ける」という神様のお約束が書かれています。さて、この写真は50年前のわたくしと母です。機嫌はあまりよくなさそうですね。親になって初めて知る親の有難さというものもあるのではないでしょうか。

さて、親になるためには、自動車免許のように一定期間教習所に通って取得することはありません。また、親になるための専門学校もありません。多くは十分な備えがないまま親になることが通常だと思います。不安の大きいところです。

ところで、日本にはお宮参りという習慣があります。それは人間を超えた神様に授かった命を感謝をするという行為ではないでしょうか。聖書にも両親がイエス様を連れてたびたび宮参りに出かけた記述(ルカ福音書2章)があります。親子関係を与えてくださった天の神様が存在することを覚えるためでした。

そもそも、親は子を選べず、子も親を選べません。親子関係はある意味「神秘的」と言えるでしょう。その関係を与えられた神様は、子育てという大切な事業を全うできるように、責任をもって守ってくださるということを聖書は告げています。