園長便り 2016-18

「お互いを大切にする」という「ミッション」

園長 平田泰三

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雪の毎日ですね。朝、出勤前に早起きをして、ご家族のために雪かきをなさるなど、苦労されている方々もおられるでしょう。まことにお疲れ様です。腰には十分ご注意くださいね。

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皆様の幸せに繋がればと願い、聖書の言葉をご紹介しています。前回は「ビジョン(vision)」という言葉についてご紹介しました。今回ご紹介するのは、「ミッション(mission)」という言葉です。ミッションという言葉も身近に聞くようになりました。最近の子どもたちは、プレステDSゲーム等で「ミッションクリア」などと使っているかもしれませんね。かなり前の映画になりますが、トムクルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」というアクション映画の題名やテーマ音楽を思い起こされる方もあるかもしれません。「ミッション」:聖書では「宣教(せんきょう)」とか「使命」と訳されるもので、少し難しい表現をするなら「任務遂行目的」のことです。会社には「社訓」が掲げてあり、それを毎朝唱和するところもあるかもしれません。それが「ミッション」です。

神様の愛について伝える宣教師を「ミッショナリー(missionary)」と言い、キリスト教主義の学校を「ミッション・スクール(mission school)」と言います。三育幼稚園はミッションスクールです。三育幼稚園のミッションは、ここに通う子どもたちが「自分を大切にし、隣人を大切にできるようになること」です。それは、聖書の教えの中心となっています。(マタイ福音書22章39節)

神様から与えられているいのちを大切にする、さまざまな活動がその目的(ミッション)に繋がるように、訓練になるように、と考えています。

皆様にも日々大切な「働き・役目・ミッション」があると思います。その「ミッション」が無事遂行・達成できますように、ご健康、ご家庭が守られますように心からお祈りしています。